備忘録: .NET 5の開発環境をUbuntu 20.04にセットアップしてみた

なぜか.NETを使うことになったので 開発環境の構築をメモしておく。

今回はUbuntu 20.04なので、以下の流れで行った。

  1. aptで.NETのSDKをインストールする
  2. .NETのCLIを使ってリポジトリを初期化する
  3. VSCode拡張機能を入れる

インストールした.NETのバージョンは以下の通りである。

  • 5.0.400

aptで.NETのSDKをインストールする

下記のページを参考にインストールした。 この点で詰まることはなかった。

Ubuntu に .NET をインストールする - .NET | Microsoft Docs

wget https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/20.04/packages-microsoft-prod.deb -O packages-microsoft-prod.deb
sudo dpkg -i packages-microsoft-prod.deb
rm packages-microsoft-prod.deb

sudo apt-get update; \
  sudo apt-get install -y apt-transport-https && \
  sudo apt-get update && \
  sudo apt-get install -y dotnet-sdk-5.0

.NETのCLIを使ってリポジトリを初期化する

前段のSDKのセットアップでCLIが使えるようになっているので 以下にコマンドを叩けばリポジトリの初期化ができた。

dotnet new console

ついでにNuGetで依存管理を行うようなので そちらの設定も追加しておく。以下のコマンドで設定が追加できる。

dotnet new nugetconfig

依存を追加するには以下のようなコマンドを使うようだ。 NuGetは単体でCLIが提供されていそうなのだが これは.NET側に統合されたインターフェースなのだろうか?便利だ。

dotnet add package <package> --version <version>

VSCode拡張機能を入れる

VSCode拡張機能を入れて開発しやすくしたいと思い以下のMicrosoftが出している拡張機能を追加した。

marketplace.visualstudio.com

インストール後にツールのダウンロードなどが走った記憶があるが定かではない。 ただ、初期状態のまま、何かを設定することなく、補完ができるようになり、すぐに開発が進められるようにはなった。 便利だ。

補完やシンタックスハイライトはもちろん、ジャンプ機能などもしっかり動き 保存時フォーマットなども設定を弄ることなく動作する。 特に設定に躓くことはなかった。

リポジトリ構成はデフォルトのままでファイル1枚しか弄ってないので困ることはなかったが この後どうなるかはわからない。 弄ることがあったらメモとして残しておきたい。

まとめ

初めて.NETを触ることになったが、linux上で動かしたい思いもあり、今回はUbuntu上に開発環境を構築した。 リポジトリを作って1枚のファイルにベタに書いているだけだが 特に躓くところはなかったので良かった。

運用面での不安は少しあるが、開発という意味では大きく問題はないかもしれない。 メモとして残しておく。

ビルド周りは調べてなかったが以下のページに載っているようだ。 あとで見るが、OSごとにランタイムが変わるのだろうか?.NET周りは初めてなので何もわからない。

docs.microsoft.com